2020/07/01 19:31

コンティニュームの新しいハンドワークとして「防染」にチャレンジしているところ


赤色のベンガラで薄く染めた後、型紙を使って糊を張る。


二度目は、それに茶色のベンガラを混ぜて、濃く染める。


そうすれば、ピンク色の酋長が薄っすらと浮かび上がってくるんじゃないかと


テストの結果は、薄っすら過ぎたなって感じなんだけど、このはっきりとしないテクスチャーも悪くないなって


何処に辿り着くのか?


今は頭の中に漂わせておこう


そう思っていた矢先に、「これ、欲しいー!」って


「防染」に、何かもう一手間加えて、「反原発」のメッセージTシャツにしようか?  


その考えは最初から、あったのだけど


欲しいと言ってくれる人が現れたのだから、これはこれで完成か?という気もしてくる。


会社を辞めた後、インドを転々としていたよね


それから、南米にもいたような気がする。チリだったかな?


まるで、ジプシーのようだね


こちらの記憶があやふやになってくる


で、今は東京のようです。


この週末に染める予定だよ


たっぷりと時間がありそうなので、テストの結果を踏まえた上で、作業しようと思います。




"A Chief Said…"


この型紙のタイトル


部族に伝わる数々の格言


ホピ族の格言に、こんなのがある。


「ひとりの敵は多過ぎ、100人の友は少な過ぎる。」


これを手本に生きてきたつもりだけど、信じてはもらえないかも


難しいからね


そうだな


他にも幾つか好きな格言があるから、「反原発」という具体的なメッセージは抜きにして、「ある酋長は言った…」という方が、心に響くものが、何かあるかも知れないな




お互いに、この数年間に溜めてきた毒素を吐き出さないか?


今、強くそう思っている。


そう思えたのは、「未来」から与えられたギフトだと気付いたからなんだ。