2020/07/11 11:52


少し前だけど、Bill Frisell の "Guitar in the Space Age!" をレコードで購入しました。


数年前までは、毎月毎月CDを2.3枚買うことが習慣になっていたんだけど


もうそんな買い方は止めようと思い、内容は勿論、アルバム・ジャケットのアートワークも気に入ったものだけを、と


且つ、レコードであることが重要


CDはサイズが小さいし、

(だからコンパクト・ディスクな訳だけど。笑)

折角のアートワークの迫力がイマイチ伝わり難いなって


それにレコードの音の方が、何というのか、


身体の、頭の、心の深いところまで浸透してくるような気がします。




コンティニュームは「反原発」の立場に立っています。


「チェルノブイリ」「福島」を経験した僕が原子力発電を肯定する根拠がないというのが根拠です。


それがなくても電力は賄えるということが証明された訳だし


しかしながら、"SPACE AGE / ATOMIC AGE"のデザインはとてもクールで、制作に取り入れたいというパラドックスを抱えている。


う〜ん、困った


と思いながらも、出口は見え始めている。


そんなときに知ったこのアルバム


ひょっとして同じかも… って 


ジャケットを眺めながら、勝手にそう思っている。




原子力の平和利用、未来への想像を逞しくした時代


スペースエイジ特有の「流線」は、建築・ファッション・自動車・電化製品などのあらゆる分野に見ることができる。


その流線やアトミック・パターンを上手くTシャツの上に表現したい。


そして、それはゆっくりと進行中です。





このアルバムに収められている曲はどれも好きだけど、


取り分け、Beach Boys のカバー "Surfer Girl" がお気に入り。


もの凄い速度で何かに惹かれてゆく、そんな旅の途中なのに、僕のマインドは?と言えば相変わらずのスローペースだなって  


外宇宙と内宇宙


そんな風景が見えてきて、絵が描けそうです。


そして、それをTシャツにしよう!


以前に描いたこの絵がヒントになりそうだよ


そんな感じの "Mid Century Series" だったらコンティニュームらしいな


遂に、このシリーズの第一号が生まれそうです。

 





去年の年末の大掃除で、捨てようと思いながら捨て切れなかったもの


そこそこの広さのあるアトリエのはずが、ものが多過ぎて狭い


捨てるべきものは捨てるぞ!


と、今





旅は身軽でなければ