2020/09/13 09:18

昨日、48回目の誕生日を迎えました。
朝、目が醒めて、何気なくDYLANの詩集をパラパラと捲っていたのですが、どれもしっくりとこない。
手が止まったところは、'On the Road Again'でした。
今、制作中の油彩画 'Two Warriors'
昨年の冬に描いたラフスケッチには、'Two Soldiers'と
これは大変な間違いです。
同じ戦士でも、'Soldier'は上官・上司の命令を受けて組織内で戦う者
一方、'Warrior'は自分の信念の為に戦う者
そんな二人を描こうとしているところ
これで、何故'On the Road Again'だったのか?説明が付く。
「ああ、朝起きたら、靴下の中にカエルがいた。」
みたいな煩わしいことはごめんだし、いくら誘われたって、僕たちはそっちの世界には行かないよ
そんな絵
今年も彼方此方からお祝いのメッセージを頂きました。
どれも嬉しいものばかりです。
「いつか我が家に僕の絵を飾りたい。」と言ってくれる人も
何事も信じてやり続けることだ。
そんな風に言ってくれる人が一人いるということは… って、可能性を感じることができる。
「型に内在する祈り」というお言葉も頂きました。
祈りのような鎮静作用を感じてくれるのも、嬉しいな
どのメッセージも、最高のプレゼントです。
感謝!
'MOJO WOMAN'を描き終えて以来、自信が付いたのか、絵の個展やポスターの製作などを真剣に考え始めた。
先日の友人との立ち話も大きく作用している。
ここまで情熱を捧げてきたステンシルプリントは、Tシャツがメディアであることを前提として描いた絵が基になっています。
そうではなく、ただ「描きたい」というシンプルな欲求から生まれた絵をTシャツにプリントして、'YES'と言う声を聞くことができたら、僕のTシャツ作りの旅はゴールに辿り着くのかな?って、
ここから先は、それを目指していこうと思う。
あと、もう一つ、実現させたいこと
アメリカを旅すること
ルート66をLAからシカゴまで
「でっかい灰色ワン公」に乗ってね
過酷な貧乏旅行
体力のある20代のときにやっておくべきだったけれど
いつ帰るとは決めず、3ヶ月程をかけてスケジュールのない旅
敬愛する写真家 Robert Frank よろしくカメラをぶら下げて、いろいろなものやことを撮ってきたい。
写真のことは何も知らない素人だけど、何かを表現できそうな気はします。
こんなにもアメリカに憧れているのにね
未だ行ったことがないと話せば、殆どの人が驚きます。笑
メキシコ・シティに向かう途中
トランジットの為、LAX(ロサンゼルス国際空港)で数時間を過ごしたくらいかな
それでも一つ思い出があるよ
少しでもアメリカを感じよう!ってことになって、建物の外に出て、LAの太陽と空気を感じていた。
エントランス辺りでね
すると、3才ぐらいの小さな女の子が転んで、地面に掌と膝を突いた。
ザラっとしたコンクリートの地面
あれ、けっこう痛い
僕の顔も歪んでいたんだと思う。
それを見た白人の男が微笑みながら足早に通り過ぎていった。
そうだよ、ミスター
形のないものを見る、ここにはないものを感じる能力は我々の方が優れているのだよ
何かが変わり始めているのかもしれない。