2020/12/27 22:33

コロナウイルスが猛威を振るう中、2020年も残り僅か


今年は思うように活躍できなかった人も多いはず


僕もその一人


本当に悔しいね


CONTINUUM展が京都と神戸でそれぞれ一回


イベントへの出店が神戸で一回


例年の1/3ぐらいかな


こちらから声を掛ければ、快く場所を提供してくれるショップもあっただろうけど


人を集めることだから、それも憚れたしね


その代わり、アトリエに引き籠もって、ずっと絵を描いていました。


コンティニュームの次のステップのためにね


だから、これで良かったとも言える。


それに、四万十市の'HAND ME UPs!'から依頼されていた、ショップ・オリジナルTシャツの制作を終え、今日発送したところ


これで、今年のTシャツ制作は終了


上々の締めくくりかな



感謝!



このコロナ禍が僕たちを何処へ導こうとしているのか、まだはっきりとは見えないけれど、変化を促されていることは確かだよね


地震や豪雨といった自然災害

原発事故のような人災、金融危機

リーマンショックはまだ記憶に新しい


困難に直面する度に、価値観を進化させ乗り越えてきた。


なんてパワフルなんだろう、僕たちは!


最も顕著な変化はオンライン化が一気に進んだことかな


仕事、教育といった分野に留まらず、ワークショップや呑み会までも!


嫌な上司や教師と直接顔を合わせる機会は減らせそうだし、趣味や遊びはそもそも楽しいものだしね


「横の繋がりを強化しなさい。」


コロナウイルスはそう言っているんじゃないのかな


権力や所有に拘って生きてきた人には厳しい時代の到来


それが本格化したんじゃないかなって


分かち合う精神


形あるものも形のないものもね


肩書きや財産が人生の目的ではないのなら、好きなことを好きなだけやりなさいってことなんだろう。


都合よく、そう理解し始めているところ




11月の半ば、久しぶりに会った友人に「新しい刺激が欲しいな」って呟いたら、流木を使って何か作らないか?って


流木については、ちょっと詳しいようだ


コンティニュームに海のイメージは誰も感じていないだろうけど、オーガニックコットンとの相性はいいよね


何処から流れてきたのか分からない流木に、流浪の民ジプシーのイメージを重ねて


インテリアとしてのアートワーク


それがコンティニュームらしいかな





良い感覚を皆んなと共有できるよう、日頃心掛けていることがあってね


それは「自分の背中を見る」ということなんだけど


意図してすることだから、若干のタイムラグがある


ところが、先日(12月の初めの頃だったかな)そのタイムラグのない体験を


瞬間と瞬間が重なり合う瞬間


遥か上空から見た自分の姿は、いつも通りにアトリエで絵を描いている自分で


「嗚呼、間違ってはいないのだ」と、そう安堵したとき、背後に気配がして、右肩に重たい何かが乗っかった。


それは男の大きな手で、低い声で「大丈夫だ。」とだけ言い残して姿を消した。


何気なく眼を閉じ天を仰いだ僕の首はガクンッと鈍い音を立てて後に折れた。


あっ、と思ったけれど、閉じている眼を恐る恐る開いたら、いつも通りにアトリエで絵を描いている自分に戻っていた。


Robert Johnson のクロスロード伝説、真夜中の取引を描いた絵 'A GHOST, in Clarksdale' を眺めてばかりいたから、彼がやって来たのかと思った。


今日になって、漸く言葉に変換できるように落ち着いたけれど、不思議な体験だった。


まぁ、夢でも見たんだろう




この正月のゆっくりした時間を使って 'Driftwood Art' のアイデアをまとめていこうかな




Acadian driftwood,

Gypsy tailwind

They call my home,

The land of snow

Canadian cold front,

Movin' in

What a way to ride,

Oh what a way to go




コロナ禍が終息することを祈りつつ


皆さま、佳き新年をお迎え下さい。