2021/02/28 00:07

"LONESOME TRAVELER / 孤独な旅人" は幾つかある僕の愛読書のうちの一つです。
ジャック・ケルアック
彼の代表作 "ON THE ROAD / 路上" に憧れてアメリカを旅した先輩・友人も多い
ビートニク〜ヒッピーというカウンター・カルチャーの片隅にではあるけれど、その中にコンティニュームが存在していることを誇らしくも思っている。
ロンサム・トラベラーは、
著者の序文
故郷なき者たちの夜の桟橋
メキシコの農民たち
鉄道の大地
キッチンの海の野蛮人たち
ニューヨーク・シーン
山上の孤独
ヨーロッパへの大いなる旅
消えゆくアメリカのホーボー
から成る短編集
中でも特に好きなのは「山上の孤独」
山火事の監視員として孤独な生活を続けるうちに、悟りに近い心境に至ってゆく
夜な夜な星のことを考えていると「星は言葉だ」とわかり始める、そして天の川の無数の世界はすべて言葉だ、そしてこの世界もまたそうだ。そして自分がどこにいようと、思想でいっぱいの小さな部屋にいようと、星と山のこの終わりのない宇宙にいようと、すべてはぼくの心のなかだ。孤独になる必要はない。そんなわけで人生はあるがままに愛せ、そして先入観を持つな。
心を揺さぶられる文章です。
そんなことを思いながら描いたのが、この絵
う〜ん、悪くはないね
いつか勇気が湧いたらTシャツにプリントしてみようかな
"YES" と言ってくれる人がいるだろうか?
さて、冬の終わりと共に、コロナ禍による緊急事態宣言も解除されるようです。
終息したわけではないので、まだまだ油断は禁物なのだろうけど、
皆さんが自己判断・自己責任の基に行動している様子を見て、昨年のような自粛ムードから僕は解放されそうです。
日々、制作に没頭し、良いものが仕上がりつつあります。
CONTINUUM展を是非うちで!
というショップやギャラリーなどのオーナーさんがいらっしゃいましたら、お声掛けを‼︎
と、たまにはここでも宣伝しておこう。
ジャック・ケルアック、チャーリー・パーカーを謳う
そして彼が愛するチャーリー・パーカーが演奏する僕が愛する「チュニジアの夜」を
先日、ビートニクの聖地 "CITY LIGHTS BOOKSTORE" の創設者であり、詩人でもある Lawrence Ferlinghetti氏が逝きました。
THE BAND の解散コンサート "THE LAST WALTS"
スコセッシが撮ったこのドキュメンタリーを、初めて観たのは、いくつのときだったのかなぁ
次々と登場する名だたるミュージシャンの中に彼の姿もありました。
思えばあれが、ポエトリー・リーディングと僕のファースト・コンタクトだったんだね
Rest in peace, Lawrence Ferlinghetti !