2022/01/04 16:04



ということで、


2022年、最初のブログです。





今年は幾つか新しいハンドワークを!と





その内の一つ


"Pollock Bird"


コンティニュームのステッチワークに "Dear Mr. Mark Rothko, / 拝啓、マーク・ロスコ様" というのがあるのですが、


こちらは差し詰め "Dear Mr. Jackson Pollock," といったところ


数年前から、彼のアクションペインティング


Dripping

Pouring

Splattering


をTシャツの制作に取り入れられないか?と


一度は諦めたのですが、


再び、できるんじゃないかって


そして、漸く結実したというわけです。





コンティニュームのTシャツ制作に影響を及ぼしている画家に、あともう一人


Georgia O'Keeffe がいます。


彼女は染色など「色」の面で





そして、まったく違う次元に


Vincent van Gogh が





ポロックについて


「自由の精神の仮託先にジャズを選んでしまったところが、この人の悲劇の始まりだった。」


と、何かで読んだ記憶がある。





どういう意味だろうね





僕も制作時にはジャズをよく聴く





その即興性や抽象性と噛み合っているときは、とても捗るけれども、


一旦ずれてしまうと、どんどん置いてきぼりになっていく


というのは理解る気がする。





そういうことだろうか?





ロスコもポロックもゴッホも


考えてみれば "狂気 / Dark Side" に囚われた人ばかり


ただ一人、オキーフだけが生き残ったわけだけど


ニューヨークの喧騒から身を引き、ニューメキシコの寂寞の中で生きる強さが彼女にはあったからだろうか?


それを崇高な精神としてリスペクトしつつ


破滅へと向かっていく人間の格好良さもあるよなって





話は変わりますが、Instagramの新しいアカウントを作りました。

(user name : continuum_artworks)


Tシャツ制作或いはアートワークその或いは、の方


というコンティニュームのもう一つのタイムラインです。


Tシャツ制作の時系列と並行して進んでいきますが、ときどき交わることになるでしょう。


それが楽しいかも!と思ったもので


そして、それを狙ってもいます。


オーネット・コールマンのダブルカルテット


一つのグループの中に二つのカルテットが存在し、違う演奏を左右のチャンネルに分けて同時に鳴らす。


コードの制約から解放された自由奔放な即興でありながらも奇妙な一体感がある。


二本の線で八の字を描くように進んでいくんだなと


それがヒントになったような気が





より芸術性を高めていく方向へ





そんな気持ちになったのには、二つのコラボレーションの成功が大きく作用しているみたい





ハンドワーク故に量産できない。


ここまでは、その答えとしての「ローカリズム」があったわけだけど


オーガニックであることとも相性が良かったしね


S.O.S. from Texas のディレクターとアンバサダー


お二人のお陰で離れた土地でも脚光を浴びることになった。





コンティニュームが描くサウスウエストの雰囲気


もうそれはコンティニュームだけのものではないなって


そこまで辿り着けたことが嬉しい


これからも描き続けるだろうけど、それは分かち合うことが主になるんじゃないかな


そんな気がしている。





だから、新しいハンドワーク





いい流れでしょ





後になって知ったのだけど、ポロックのアクションペインティングは、インディアンの砂絵からのインスピレーションだと言われているそうだ。


強ち僕の閃きも支離滅裂ではないということだね






今年の誕生日を迎えたら、僕の肉体と精神は半世紀もの


それを携えて何処までいける?






フリージャズを始めたオーネット・コールマンは自身の音楽とポロックの芸術に共通点を見い出していたそうだ



シンプルなタイポグラフィの余白には、


ポロックの "White Light / 白い光" が





Free Jazz





This is it ‼︎