2023/01/15 21:59


未だ完成はしていなかった。

この絵を油彩で改めて描きたい衝動がやって来る

ちょうど今、制作中の

"BODHISATTVA / She is." と良い組み合わせだと

"It seems like all this life was just a dream"

「色即是空 空即是色」

この二つの絵が完成したら、Tシャツにしよう

勇気が湧けばだけれども

何れにせよ、僕のTシャツ作りの旅が終着点へと近づいていることはたしかなようだ。

徐々にではあれ


さて、今年最初のブログなわけですが、皆さんはどんな年になりそう?


ここからの二、三年

見えないところで蠢いている、いろいろな問題が地表に吹き出し

更に混沌とした年になりそうだと

皆んなが健康で平和、幸福であればよいなと願うばかり

せめて、僕に見えている世界だけでも、そうでありますようにと

人に会えばマントラを唱える。


peace on earth

あなたは大丈夫だと


意識がこの世界を創造しているというのであれば、やってみる価値はあるだろう

というわけで

(意識の及ばない部分は実在しているのだろうか?今のところ、これが一番の疑問だ。)

僕がこのことに気付かずにいる平行世界もあるだろうし

二つを手に取って比べることができればいいけどね

そこは想像するしかない。



5年前のちょうど今頃

"metamorphosis / blue → yellow"

というブログを書きました。

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寒い日が続く

暖かいこのアトリエも、流石に暖房がなくては過ごし難い

もう十分に冬を堪能したから、早く春になって欲しい

そんな感じです。

 

去年の12月から今年の1月にかけて

僕自身の内面で大きな変化が起こり

それは強く願ったものではなく、自然な形でやって来たように思う。

が、心の何処か奥の方で長い間眠っていた感情や衝動なのかな?とも思う。

 

「再び絵を描きたい」

その思いがコンティニュームを何処に導いてゆくのか?

それが本人にも今一つはっきりと分かっていないのですが、

それでいいのだ

という妙な安心感があるのです。

 

Grateful Dead の ‘Stella Blue’ という歌が好きで、それを題材に何枚も絵を描きました。

どれにも納得がいかず、その殆どを捨ててしまいましたが、

最後に描いたものは「悪くないな」と 作業台に

飾るというのでもなく、

ただクリップで止めて、

 

昨年の末辺り、何となく眺めていて

「Stella Blue 完成したなぁ」って

 

いろいろな絵具やインクがテアトロにはありますが、

どれも青の種類だけが異常に多いのです。

20年以上、青色の世界にいたんだな

それは素晴らしき日々でした。

 

同じ景色を見ても、何かが違って見えています。

人の表情や声も

言葉も全てが

 

メタモーフォシス

Goodbye Blue, Hello Yellow

 

「絵は一体何を以って完成とするのか?」

その答は

絵の中に「本当に描きたかったもの」を見付けたとき

だったのです。

 

チェット

冬はあなたの季節だ!



このブログでは、Chet Baker/Almost Blue を紹介したのでした。



相変わらずな僕ですが、本年も宜しくお願いいたします。


Dust off those rusty strings

Just one more time

Gonna make 'em shine